Hela 3D 6 Balken Hela News 2009年12月号(172号)



ヘラ・スパイス・ジャパン株式会社  
茨城県守谷市松ヶ丘1−4−1

130社エントリー 1217品目 507個が金メダルの総評

200910月18日から20日まで3日間シュトユットガルトで開催された食肉加工見本市SUEFFA。
コンテストには130社が参加、そのうちドイツは101社、日本から22社、スイス3社、イタリア2社、オーストリア、ウルグアイから1社づつの参加であった







1217品目の内、507個が金メダル。

P1030449.JPG今年の作品は、前年よりもさらに品質が向上していることにより、金賞受賞が多かったとの評価

P1030259.JPG海外からの作品も、DLGの食品基準に則って審査されることを参加者も良く理解して、安全、安心な商品を作ることに心がけるようになってきたこともメダル獲得に寄与していると考える

P1030255.JPGオーソドックスな商品ばかりでなく、斬新なアイデアが目を引いた

ハート型に作られたハムや、生姜やニッキなどスパイスが効いた焼き菓子レブクーヘンに使うレブクーヘンスパイスを使用したレバーペースト、野菜入りパステーテン、果物入りロラーデン、また特に日本から出品された骨付きソーセージや、パイ生地包みのウインナーなどが金賞を獲得した〜日本からの22社の結果は次の通り

96個  銀66個  銅41個  合計203個    (金賞最多 9/3社 東京、茨城、鹿児島)

フィンガーフードブーム

盛り付け部門のエントリーでは、半数以上がフィンガーフードを占め、様々なアイデアで競い、卸業者のMEGAが昨年に引き続き金メダルを受賞した 

フィンガーフードはガラスや陶器、スプーンやアクリル板など様々な素材を利用して量より質、見た目で楽しませる=まるで和会席のような美しさを展開している


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左よりうずら卵とキャビア、フィッシュムースとコンソメジュレとシュリンプカクテル ミートボールジュルツエ ピクルス乗せ、チョコレートムース&ダークチェリーのローテーグリューツエ+チョコデコレーション





海藻ソーセージ登場!

Sushiブームから和食材のカロリーの低さがヨーロッパでも知られるようになり、特に海苔やワカメはカロリー計算が要らず、ダイエットに良いと人気が出てきて、いよいよソーセージにも取り入れられるようになった

また、ドイツのテレビ番組では、「地球人口の増大で2050年には食糧不足が深刻化する」と予測 「将来的には海中に豊富にある海藻類を、世界的な食料としてあらゆる国で摂取することになろう」と伝えた

これを商機と とらえたBensbergのマイスターBernd Himperich氏はソーセージと海藻を合体  独特の海の香りも抵抗なく、おいしいと好評

青のりや海苔フレークを使用したソーセージを販売開始した!

 ワカメ入りモルタデラや青海苔入りリヨナーを製造している

 ヨード:海藻類は カロリーが無いだけでなく、味がニュートラルで肉の味を損なわず、しかもビタミンA、Bだけでなくヨードを多く含んでいるので、西洋人には特に必要なミネラルとして歓迎されていて、説明をうけた顧客からの評判も上々

低カロリーなソーセージとして売上も上々である

海藻類を摂取しない昔の中部ヨーロッパでは、ヨードの不足によるバセドー氏病が多発して、昔の女性の首に巻く短いベルト状の飾りは甲状線を手術した傷を隠すために使用されたものである

今ではヨード不足を補うために、食卓塩でさえもヨード塩を使うほどである

アジアの食材が多く出回るようになったヨーロッパでは、海藻類も比較的楽に入手することができて、問題は無いとのこと  塩ワカメの塩抜きなど、ドイツ人には知らないこともあったが今ではうまく使いこなせているとのこと  夏場のグリルシーズンには海苔入りブラートヴルストを、低カロリーを強調してたくさん販売する予定!!

世界最古のソーセージ屋台 Die Aelteste WurstkUeche 1135年が始まり

P1020454.JPGレーゲンスブルグの街を流れるドナウ川にかかる大きな石造りの橋のたもとに900年近くもソーセージを焼いて出す小さなキッチンがある

この店の起こりは、この石の橋をかけ始めた1135年から1145年までの建設現場の作業員を目当てに建てられた小さな小屋が起源である






http://www.wurstkuchl.de  

1595の店の様子を描いた石板画








P1020462.JPG店舗は火災や洪水により何回も建て替えられているが その大きさはほとんど変えられていない

P1020458.JPG1893年のドナウ川の大氾濫では店のドア上部にまで水が達した記念の石板が壁に埋め込まれている

P1020464.JPG中で焼く女性も戦前のコスチュームとほとんど変わらず、出来立てのオールポークの焼きソーセージをひたすら炭火で焼きあげている

キッチンを通って奥の客席に進むと、予約なしでは、そこに空いてる席を見つけるのは難しい

ほとんどの客は表の川のほとりのベンチでソーセージを6本、8本、10本、12本と本数で注文する

待たされる事なく、焼きあがった熱々のソーセージが、たっぷりのザワークラウトの上に出てくる 

味は塩が効いてごくシンプル

焼き加減も素晴らしく、素朴な味に900年の長さを噛みしめることができる

価格は ザワークラウト付きで(チップ含まず)(2009年10月時点 135円換算)

6本 6.9ユーロ (930円) 8本 9.2ユーロ(1240円)10本 11.5ユーロ(1550円)

12本 13.8ユーロ(1863円) ピルツビア400ml3.2ユーロ(432円) ヴァイツエン3.2ユーロ(432円)


ザルツブルグの最古のパン屋 1429年

P1020605.JPGSt.Peterというパン屋さんは、ザルツブルグ旧市街の城門の出口に1429年の創業

 現在は城門を挟んで内側に移動して、今も水車の動力で粉挽きをしながら昔ながらのライ麦パンを製造販売している

最初の店舗は今も面影を残しており、パンを求めてきた顧客も興味深く足を運んでいる 

P1020628.JPGドイツでは 代替わりしたり、経営権を譲ったりして、名前を変えずに営業している店がたくさんあり、歴史と文化を重んじて、老舗を守って行こうという風土が育っている