Hela News 2010年12月号(184号)

ヘラ・スパイス・ジャパン株式会社

茨城県守谷市松ヶ丘1−4−1

大雪のドイツ〜アウトバーンでのスリップ事故多発
12月2日木曜日から降り続いた雪は3ドイツ南部で30cmの積雪

気温もマイナス12〜15℃でヨーロッパは凍りついている

しかし日曜日の夜中には再び 雨が降り出し、夜明けの高速道路をツルツルにしてしまい、各地で大型トラックのスリップ事故が多発している

大雪の高速道路で大渋滞に巻き込まれた長距離バスの乗客たちは小型マイクロに乗り移って、再び走行出来ている状態。

この低温と雪は、凍りついたまま年を越そうとしており、、クリスマス休暇で帰省する人々を困惑させている


ハンブルグ食肉組合 創立125周年を祝う

1885年にハンブルグで創立された食肉組合は、

当時ハンブルグで食肉業を営む136人のメンバーによって創立された。

ハンブルグで営業する人限定を登録条件とした。

1890年:Oelmuehl に組合所有のビルを建設、現在もその建物を所有している

1892年:組合による屠殺場を開設した。

そこで発生する牛脂が当時高価だったことから、会員には無償で分配された。

1904年の頃の食肉組合ビル(今も現存する)

1899年:創立14年経過して、登録会員が594人にまで増加

1911年:登録会員(食肉マイスター)の奥さん方でコーラスグループ結成2010年の現在にまで継続されている

1925年:登録会員1400人に増える

1958年:登録組合員の内、985軒の店舗数が登録、就労人数が5400人となった

1962年:北ドイツで初の食肉学校が創立、以来現在までに5000人の若いマイスターを輩出している












写寸左:1959年のDurst肉店 豚の頭、子豚などが豪快に並ぶ

写真右:1960年台初頭のハンブルグ食肉組合 中央はオーバーマイスターEdmund Heibig組合長(1956〜1970年在席)


1989年食肉加工への若者の見習い希望者が減少し始める

1998年:ハンブルグ食肉組合にて、2400人の見習い生に対する公開質問制度を実施  

その後10年間で見習い生が5割増加している



2003年:後継者養成のための技術指導と経営力指導などの補修授業を強化し、加工見習い生、販売職見習い生をサポート開始。

2007年にはハンブルグ出身のEugen Eichner 氏が、ドイツ全国食肉組合主催技能検定で2位を受賞

2006年

以前より小学校の学童教育の一環として、工房探訪やソーセージ教室などを実施し、子供への手仕事への理解と親しみを広める。06年よりコースを受講した学童に“家事エキスパート”認定証の授与を実行







2007〜2010年
:3回にわたり、ベスト情報公開事業所賞(Rudolf-Kunze-PR-Preus)を受賞

フライシュケーゼの生地を型に入れる小学校学童教育の情景


 1959年のMeinert肉店 中央に立つOtto einert氏当時6歳。3代にわたる家族経営のハンブルグの典型的な食肉店

写真右:2009年創業100周年を祝ったDurst肉店 

車後方右は経営者 オーバーマイスター Michael Durst氏 
 左はDurst店で働く製造責任者の59歳になったOtto Meinert



クリスマスツリーは、いつ飾るのか御存じですか??

♪もういくつ寝るとお正月♪・・・という唱歌が日本にはありますが、ドイツなどヨーロッパ、キリスト教が主な宗派の地方では、キリスト生誕(12月25日)の前日〜クリスマスイヴの前の日曜日から4週前の日曜日に飾るのが決まりになっています 今年でいえば1128日になります。

日本では11月の声を聞くと、早々に飾り付けて、クリスマスソングも流れますが、それはちょっと早すぎるということになります  その4週間をそれぞれ第1アドヴェント、第2アドヴェントと数えて、窓辺に飾るキャンドルも毎週1本づつ増えていきます

飾り付けた夜には、子供たちはアドヴェンツカレンダーという、1から24まで番号がついた窓ふた付きのクリスマスの箱型の絵を親からプレゼントされます

厚さ3cmほどの箱には24個のお菓子が隠されていて、121日から毎日、番号1のふたから破いてお菓子を取り出して、24番目の日クリスマスイヴが来るのを待ち望みます

数字を覚えさせるのと、クリスマスが近ずく喜びを記憶に残させるのです  右のGengenbachの市庁舎では24の窓を素敵な布絵で飾り照明して来庁者を楽しませています








の年末年始



クリスマスツリーよりも、ドイツの家庭ではKrippe(クリッペ)と呼ばれる、キリスト生誕の馬小屋の場面を再現した置物を飾る家庭が多いようです

日曜大工でお父さんやお爺ちゃんが作った木製の小屋に木彫のマリア様や動物たちを飾り付けます

小学生の工作の時間で、このクリッペの馬小屋を造らせる学校も多く、各家庭に1台は有るでしょう

木製だけでなく陶製もあり、木彫の店では必ず見かけます

コレクターも多く、全世界で見つけることが出来ると、あるコレクター(60個以上所有)は言います

そして、「韓国やベトナムでもあるのに、日本だけはどこにも見かけない」と言います  

内部のフィギュアはドイツではネットで買うこともできますし、自分で背景作りを頑張る人も少なくありません 

大がかりなものは7mもの大きなストーリーのものもありますし、一部屋全てを埋め尽くすほどの1大絵巻になっているものもあります  

家々にある古いクリッペは 日本のお雛様のように、見学ルートで見て回れる地区もあるほどです

ここで生まれるみどり子のキリストは24日の夜まで、まだ飾ることは出来ません

24日イヴの夜、ツリーの下に子供たちへのプレゼントが置かれてから、子供たちが部屋に入ることを許され、讃美歌を歌いながら入場してその家庭の最年少の子供が生まれたてのキリストの像をその馬小屋のマリアの前に寝かせるのです

それから、子供たちはプレゼントの数々を開くことが出来、大興奮 それから夕食のチキンかターキーを食べます  25日は鹿肉の煮込みなどを食べることも多いです  この肉料理にはクランベリーを煮込んでヨーグルトと合えたりした甘酸っぱいソースが付き物で、ドライフルーツがいっぱい入ったシュトッレン(ドイツのクリスマスケーキ)など、ビタミンCが不足しがちなヨーロッパの冬は、努めて果物を摂取するレシピが多いのです

クリスマスツリーは、日本では25日にはさっさと撤去してしまうところが多いのですが、ヨーロッパでは1月中旬まで、早くても16日までと、ゆっくり飾っています

それは、年が明けても様々なキリスト関連の祭事が待っていて、この行事はイヴで終わりではないのです。

ベルの行進夜祭り〜Glocklerlauf

16日は東方の3賢人がキリストの誕生を知り、祝福に来た日で、3賢人に扮装した子供たちが、家々を回る楽しい行事があります。

その前日15日は、ザルツカンマーグートの山岳湖水地方では、それぞれの湖の周辺の

村々で、手造りの2mの大きなランタンにろうそくで明かりをともして頭にのせて、腰には重くて大きな牛のカウベルを3〜4本も下げた白装束で山の上から村ごとに行列して町まで降りてきて、キリストがこの世に生まれてきた吉報を知らせるという古くからのお祭りがおこなわれます

これは冬の夜夕方5時から始まる夜祭りで、降り積もった雪道を真っ白な装束で行列を作り、真っ暗な山の上からランタンの光の列が降りてくるのがふもとから見え始めると、だんだんとカウベルの音が耳に届いてくる静かなお祭りです  

花やステンドグラスのような様々な模様を、真っ黒な厚紙を切りぬいて裏から美しい色のフィルムを貼ってろうそくの明かりで浮かびあがらせる手作りのランタンは、それぞれの村でデザインも異なり、冬の夜を彩る正月(?)行事として有名です

見物人はもちろん夜ふけまで続く長丁場、足もとまで完全防寒で臨まなくてはいけません

11月末の日曜日から、1月初めまで続くクリスマス行事は、長くて寒い冬のハイライト〜後は静かに2月中旬のカーニバル=ファシングまでの春の訪れを待つばかりとなります



・クリスチャン・リップラーのもとでの食肉加工研修制度

30年来の友人クリスチャン・リップラーChristian ibler氏が 日本の食肉加工に携わる方々へ御提案する、ドイツでの研修受け入れのご案内をいたします

クリスチャン(名前) ・ リップラー(姓) 

生年月日 1958年6月19日  52歳

1978年 マイスター資格取得

父のもとで食肉店を経営  一人息子  自身も息子一人

1983~85年 関東地区の食肉加工メーカーが技術指導と商品企画立ち上げでドイツへ求人

〜応募多数の中から選ばれ日本のマーケットで働く

東京のデパートでリップラーブランドでの店内工房の立ち上げを行い

商品を売り出す

1986年ドイツ・ジンゲンに帰郷〜 父親の店を引き継ぐ

以降 引き続き日本の食肉加工関連企業とのコンタクトを続け、日本からの研修生を受け入れる

以来25年 継続的に日本からの研修生の指導を行い、日本市場の技術力アップに貢献し続けている




募集企画内容

1:低予算で、ドイツでの食肉加工技術の研修が受けられます

2:我々は豊富なアイデアを持ち、ほとんどすべてのハム・ソーセージの製造が研修することが可能で、レシピも提供されます

3:1週間から5週間までの集中セミナーを開き、効率よく学ぶことが出来ます

4:研修中も、家族的な雰囲気での滞在でもてなし、オフのときでもお世話いたします

5:週末は、近くのボーデン湖やシュバルツバルト、スイスなどへ出かけたりして、気分転換をはかり、身体を休め、観光も楽しめます

6:滞在は、店の近くのインターネットも含むリーズナブルなホテルをご紹介いたします

7:使用言語は英語か、また日本語も少しなら話せます  もちろんドイツ語でもOK

8:ドイツ国内のみでなく、オーストリア、スイスの食肉店などの見学ツアーも企画いたします

Metzgerei & Partyservice    Christian und Ulrike Ribler   

Romeiasstr. 8、 78224 Singen   Tel. +49 7731 62801

WWW.ribler.info   kontakt@ribler.info

料金等、お申込みなど、詳しくは直接リップラー氏にお問い合わせください