Hela News 2002/1月号![]()
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新年 あけましておめでとうございます
激震が走った2001年 乗り越えられた私たちは パワーがある!!
今年も御社のご繁栄にお手伝いいたします 今年もヘラをご愛顧賜りますようお願いします!!
BSE騒動から1年で回復したドイツ 日本は夏までに回復するか??
先月のヘラニュースでもご紹介したとおり ドイツの食肉の販売量はほぼ1年で回復したようです
昨年末 狂牛病騒動で悲鳴をあげていた南ドイツの肉屋から「今年昨年の売上に回復している」と伝えてきました
「新聞やテレビでの報道回数が減っていくにつれて消費者は肉に戻って来る」といわれているのは事実のようです
ただし 肉の値段がさらに消費者が安いところへと動いており、ドイツの友人は「特徴ある商品で差別化をアピールしていかないと厳しい」と言っています
クリスマス商品として ロールシンケンが15.60マルク/kg
仔牛肉のソーセージ生地詰めパイ生地焼き(Geflueltekarbburst)16DM/kg
チキングリルなどをやっています
なぜか 「今年は鴨がよく売れる」とのこと「理由はわからないけど。」と不思議なくらい鴨に人気があるそうです
パーテイーサービスも好調で 12月の受注も200人単位の料理などクリスマス前に集中する注文に追われているようです
クリスマス&新年のしきたり〜冬の料理
仔牛ヒレ肉マッシュルーム入り生地パイ包み焼き日本では チキンやクリスマスケーキを24日のイヴに食べ、クリスマスプレゼントが25日の朝に開けられるところが多いようですが ドイツではちょっと違います
クリスマスプレゼントは24日のディナーの前に 子供たちをロックアウトして ツリーの下に置かれます
そして賛美歌を歌いながらロウソクを持って部屋に入り ツリーの枝先のロウソクそれぞれに火を灯します
その後 24日の夜は 魚料理を食べます
イヴの夜は舌平目のソテーやワイン煮などシーフードを食べます 料理の後は お楽しみのクリスマスシャワー!! 家族や親戚や友人や祖父母など1年お世話になった人たちから集まったプレゼントを1人何個ももらえるのです 自分の名前が書かれた箱を見つけて家族みんなが大騒ぎになるのです 日頃の感謝の気持ちがクリスマスプレゼントとして いろいろな人から託されます
自慢の手作りケーキや名産の生ハムなどもあり お歳暮に似ているなと思います
サンタさんが 煙突から入って夜のうちに靴下にプレゼントを入れてくれるという話はアメリカからきているようです ドイツの子供は ちゃんと誰からもらったプレゼントか知っています
24日の夜はミサ でも火の用心!!
最近の若者はミサに行かないひとが多いそうですが 24日の夜中(25日の深夜1時)教会では ミサが行われ 夫婦連れは寒い夜中出かけます これも 大晦日の夜 神社参りに出かける日本と似ています
玄関先には 白い実をつけたカラタチの枝をくくりつけて魔よけに飾ります よく似た風習があるものだなーと思います 人間の思いは世界中で同じということですね
なお クリスマスツリーに灯した ろうそくの火を消し忘れてミサに出かけてしまう火災発生が多く ミサの時間にサイレンの音が聞こえてくると「ああ!!またツリーからだ!!」とみんなドキッとします 火の用心!!
25日の夜に 七面鳥を食べます
人数が少ない家族はチキンや 小さめの鴨のグリルなども作ります
クリスマスケーキなどというものはなく 随時お茶の時間や人がきたときに 前もってたくさん焼いておいたクッキーを出すかシュトーレンを切って食べます
クリスマスや新年の朝食もご馳走で 取っておきの生ハムやシュペックを切ったり、高級品としては 大きな天然うなぎのスモークを皮をはいで レモンをかけて食べたりします 50cmはあろうかという大きなうなぎがドーンとお皿に飾られます やはりサーモンやウナギ、キャビア、イクラは特別のごちそうです
ドイツ〜冬の料理の特徴
シュトーレンやレブクーヘンに代表されるように 保存しておいたドライフルーツを寒い時期ふんだんに使います
ケーキやクッキーの生地にたっぷり入れるの始め、肉料理(生地に混ぜ込んだり、針で突き刺したりして)にも頻繁に使われます これは 生野菜不足で ビタミン欠乏になり易いこの時期の健康法でもあります
ワサビ健康法
黒々とスモークされ熟成したおいしいシュペック(生ベーコン)や生ハムを テーブルで荒削りしながら食べるのは ワインがすすんで格別な味わいです どちらかというと ジャーキーやスルメを食べる感覚に似ているかもしれません ドイツでは サラミやローヴルスト、シンケンなど生で食べられる製品が多く しかもその方が味わい深く 特に冬の夕べの楽しみとして 長い歴史を感じさせます
このときに必ず 一緒に食べるのが ホースラデイッシュ(西洋わさび)です
しかも摩り下ろしたりして食べるのではなく ナイフで鉛筆を削るように大きくササガキにしてむしゃむしゃ食べます これがまた 肉と良く合うんです そしてこの大根にはビタミンCがたくさん含まれています
だから 壊れないよう大きく切ってそのまま食べます これも昔ながらのドイツの冬の健康法です
久しぶりに会った兄弟たちと わいわいしゃべりながら食べる手軽で素朴な冬の食卓風景です
ドイツの餃子????シュトユットガルト名物マウルタッシェンMaultachen

中国の水餃子はここにも伝わったのでしょうか??マウルタッシェンという おおきな餃子は南ドイツ・シュバーベン地方の代表的な料理で人気のメニューです
野菜たっぷりの挽肉を皮で包んで オーブンで焼いたり、スープにいきなり入れて 水餃子のようにスープごと器に入れてアツアツを食べます 大きいものは1個150gぐらいありますから2個も入れば1品料理になります 小さくつくって焼いたり揚げたりしてスナックにもなります
寒い冬、散歩から帰ってすぐ食べる軽いお昼にぴったりです 体の芯までホッカホカに温まる家庭料理です
マウルタッシェンは 冷凍でも販売していますし、肉やでは オリジナルの具材を入れて販売しています
余り野菜で作れる昔ながらのおふくろ料理です シュトユットガルトでは特に名物です
ドイツの冬のスポーツ
都会に住む人は別として 緑を愛するドイツ人は郊外に住むのを好むひとが多く、街中をちょっと過ぎれば 川や湖、林や森が豊富にある環境にいます
そして 寒い冬、手軽に凍った湖でスケートをしたり、カーリングをやったり、なだらかな丘や湖の周辺の雪の上でLanglauf Ski(ラングラウフシー)(クロスカントリー)を楽しみます
アルプスに近い南ドイツやオーストリアでは 急斜面もいたるところにありますが 体を動かしたい中高年にはラングラウフシーの方が 危険性も無いし手軽に楽しめて 多くの人に愛好されています
日頃やってない私たちには5kmもすべるとモモの筋肉が悲鳴を上げ始めました!!!
店舗内装工事って ドイツではいくらかかるの???
魅力的な店舗は お客にアピールする重要な要素ではあります しかし10年、20年単位で店舗改装をするのは やっと貯まった利益の多くを放出しなければならず 一大決心が必要です
ハンブルグで1936年創業のハンス・ワグナー氏は 今年店舗改装を行いました
90平米の広さの店舗部分の改築費用は 300,000マルク(約1800万円)かかったそうです 清潔な広々とした店内には 生肉、加工品それぞれ5m以上もある冷蔵ケースが並んでいます かなりの出費ですが この出来だとこれで100年は持ちそうです

ワグナー一家とオーバーマイスターのTorner氏(左から2番目)
では 今年最初のレシピーは温かいスープ炊きのマウルタッシェンをご紹介します ほうとうにも似ています
Maultaschen マウルタッシェン (挽肉の袋詰め)
原材料 作業手順
小麦練りこみ生地 500g 1)皮の生地を薄く伸ばしておく
挽肉 500g 2)パンはちぎって水で柔らかく
ソーセージ生地 500g しておく
ランドイエガー 200g 3)挽肉とソーセージ生地をよく
固くなったパン 7個 こね合わせ 他の具材を加え
タマゴ 7個 塩コショーを加えて 丸める
冷凍ほうれん草 400g 4)練り生地2枚ではさみ水をつ
タマネギミジン切り 1個 けて押さえて専用カッターで
ベーコンみじん切り 200g きれいに切り整える
パセリみじん切り 50g 5)スープに入れ12分ほど
スープ 2リッター 煮る
バター 30g 6)バターを加えて器に盛る
注:餃子のように1枚の生地で半分に折りたたんで包んでも簡単です