Hela News 2008年1月号 (149号)

ヘラ・スパイス・ジャパン株式会社  茨城県守谷市松ヶ丘1−4−1

2008年 新年あけましておめでとうございます

食品の偽装問題が噴出した2007年〜毎年唱え続けている食品の安全性について 一番敏感であるべき食品製造業界が 自ら消費者を欺く行為は 業界全体の信頼性を失う大きな問題です

安全な原料と確かな技術〜そこから生まれる信頼性のある製品作り=これを目指してヘラスパイスジャパンは2008年もお役に立つ仕事をしていきます   本年もご愛顧賜りますよう どうぞよろしくお願いいたします

2008年スナックの年  

食品業界の将来を予測する
・・・・・・

手軽で・いつでも・どこでも・・・・・しかもおいしく・・これこそ今求められている食品の形態です

半調理品でなく そのまま、あるいはレンジで加熱するだけ・・そんなスナックフード=ファストフードはますますビジネスチャンスを広げる最大のカテゴリーといえるでしょう

ファストフード(Fastfood)=つまり断食(Fast)から空っぽの胃袋をすぐに満たすことができる食べ物(Food)はドイツの肉屋でも売り上げの大きな牽引力になっています  

朝食=
ブレークファーストとはBreakfast(断食を破るという意味)

下の表は ドイツの肉屋の店舗数ランキングです

の肉屋 店舗数トップ     

チラシは創立100周年を祝うスーパー EDEKA エデカ の広告 

順位

企 業 名

主要所在地

店舗数


Suedbayerische Fleischwaren GmbH

Obertraubling

1500



Schwarzwaldhof Fleischzentrum GmbH

Offenburg

1231


Edeka Nordbayern/Sachs/Thueringen mbH

Rotterndorf

980


Bauerngut Fleisch u. Wurstwaren GmbH

Bueckeburg

950


Fleischwerk Edeka Nord GmbH

Valluhn

900


Fleischhof Rasting GmbH

Meckenhaim

800


Fleischwerk Hessengut GmbH

Metsungen

370


Kff-Kurhessische Fleischwaren

Fulda

303


Vinzenz Murr Vertriebs GmbH & Co.KG.

Muenchen

240

10

Hermes Fleisch Fillialist GmbH

Hamm

120

11

Fleischwarenfabrik Kunzier GmbH & Co.KG.

Ueberherm

117

12

SFW Schidauer Fleisch-u.Wurstwaren GmbH

Schildau

117

13

Feneburg Lebensmitel GmbH

Kempten

103

14

Richter Fleischwaren GmbH & Co.KG

Oederan

100

15

Metzgerei Robert Mueller GmbH

Flieden

97

16

Wasgau Produktions-u.Handels AG.

Pirmesens

93

17

Fleischmarkt Fuck GmbH

Stegburg

92

18

Wolf GmbH

Schwandolf

90

 19位以下は省略〜14位までは3桁、 50位以下は24店舗から12店舗までを推移しています

上位50社の総店舗数 9106店舗、総売上高は37億4千万ユーロ(6172億円)

トップ50社の一店舗あたりの売上高平均は6,778万円に上る

6割以上がスナックを商品の目玉に〜売り上げの1割を占める

注目は9106店舗のうちの5669店舗(62.3%)が スナックフードを店の目玉にしているということ!!

トップ50社の 売上高の9.9%=3億6千9百万ユーロ((609億円)をスナックフードが占める

一店舗あたりのスナックフードの売り上げ高平均は40,570ユーロ(669万円)

肉屋の将来&パン屋の将来

1995年から2006年の12年間で ドイツ国内では7549店舗のパン屋5412店舗の肉屋が廃業しました

年間平均ではそれぞれ629店舗、451店舗が廃業しています 

今後も、時代の流れについて行けない経営基盤が弱い企業は、淘汰されると想像できます 

この現象は先進国ではどこでもおきていると言えるでしょう〜手仕事は時代から取り残されていくのでしょうか??? まじめに丁寧に作った美味しいものはなくならないはず!

上記の表=肉屋トップ100社の売り上げの内訳の中で スナックフードは確かに全体の1割にしかありません  しかし 1割も!!です そして この比率はどんどん大きくなっていく傾向にあるのです

今後の肉屋、パン屋の将来は、品質の高さ プラス アイデア&サービス&コンビニエンス これぞ今後の生き残りをかけた形態であると考えます  美味しいものをまじめに作る・・・さらにプラスアルファが必要です

 製造販売のみに特化せず、インビス、ランチ、給食、配食、ランチビュッフェ、デイナービュッフェ、ビストロ、焼きたてパンと肉屋の合体など 様々なサービス形態が可能であるし、必要ともされています

朝から夜まで、そしてシルバーエイジまで

朝食から昼食、軽食、そして夕食まで・・・あの店に行けばいつでも何か食べられる!!!という顧客への徹底したサービスこそが来客数の多い店となりうる今後の道とされるでしょう 

また 今後の大きな市場=50歳以上の世代へのメニュー提案とデリバリーがこれからの重要な鍵となります

2006年度 肉屋売り上げランキング トップ10

順位/前年

企 業 名

主要所在地

店舗数

年商/億円

     1

Edeka Nordbayern/Sachs/Thueringen mbH

Rottendorf

980

948.7

   2

Edeka S.West.eG

Offenburg

1100

825

     -

Edeka Rhein-Ruhr mbH

Moers

800

825

     3

Edeka Minden-Hannover eG.

Minden

950

585.7

     4

Edeka Nord mbH.

Neum-ster

900

429

     -

Edeka S.bayern eG.

Gaimersheim

1500

378.7

     -

Edeka Hessenring mbH.

Melsungen

370

222.7

   5

Vinzenzmurr Vertrieb GmbH & Co.KG

Muenchen

240

198

     6

Kff-Kurhessische Fleischwaren

Fulda

303

158

10    8

Kunzler GmbH & Co.KG

Ueberherrm

117

132

Super EDEKA

EDEKAは1907年ハンブルグで発祥のチェーンストアの走り。
70
年代頃まで女性が1人で切り盛りできる店(コンビニ)をTante Emma Laden (エマおばさんの店)と称した。
現在も大・中・小規模なスーパーを地下鉄や郊外電車の各駅の前などに、きめ細かく店舗拡大しており、少人数の家庭の台所をサポート、今年は創業100周年を祝っています 

 日配品を中心に飲料品、野菜、雑誌、洗剤など帰宅途中に立ち寄れる便利な店として ドイツ全土で圧倒的な店舗数と売り上げを誇っています  

ヘラニュース20074月号に総合スーパー、デパートの食品売り上げトップ30を掲載しておりますので、そちらもご参照下さい  ヘラニュース2007年4月号



ドイツのスナックとは???・・・たとえば・・

         朝食スモークサーモンのクロワッサンサンド

        ツビーベルクーヘン(炒めたタマネギのパイ)

        ハムと卵のサンドイッチ

        焼きソーセージ・と野菜のソテー・ニュールンベルガー

        グリルチキンのベーグル

        ソーセージと豆のサラダ・クレープ巻き

昼食:  グリルチキン・パルメザンチーズなどグリルチキン各種

        野菜スープ、アヴォカドスープなどスープ各種

        チキンパエリア

        ビーフハンバーグ、チキンハンバーグなどのバーガー

        アンテイパスタ 盛り合わせ

        仔牛のグリル パスタ添え

        ツナサラダなどサラダ各種

        クラカウアー1本入りコルネなどソーセージとパンの組み合わせ

        クロックムッシューなどホットサンド各種

         中華風野菜炒めなど中華もの各種

         巻き寿司

軽食:  ミニ アメリカーナー(フルーツ入りクリームのせクラッカーの盛り合わせ)

       ポーチド ペア(洋梨) など果物各種

        ピッツア各種 ミニピッツア各種

        テイラミスなどケーキ各種

        ハムとソーセージのトルテ(薄切りトースト3段重ね・レタスとマヨネーズ)

        かぼちゃのパイ

夕食:  ナスのサラダ


              オープンサンド盛り合わせ

  七面鳥カレー

   ビーフステーキ・サルサソース

    パスタサラダ

        ポークフィレサンドイッチなどサンドイッチ各種

        天と地のキッシュ (ジャガイモとリンゴ、ベーコン)

        トマトのキッシュ

        ピッツア各種、 腸詰めと野菜の串刺、シンケンヌードル、グラタン各種、フリカデル(肉団子)

        カナッペ、寿司などなど 

前菜、スープからデザートまで 冷たいものから温かいものまで、中華からエスニックまで様々な料理が手軽に楽しめます  

 チキンやグラタンなども温かいまま持ち帰りが出来るよう、アルミホイルで包んでくれるので「後は早く家に帰って開けるだけー!!!」と、つい歩き方も早くなります

シンケンヌードルなどパスタ類は大きな容器に500gは盛り付けてくれて400円程度 2人前はあります

ジャガイモとパンを食べなくなったドイツ人!!

この106年間の人類の発展は目覚しいものがあります

テレビ、ファックスどころか、携帯電話で何でも出来る時代、宇宙旅行もいつの間にか予約できる時代です

食生活も様変わり、家族で一緒に作り、食べる時代から 包丁、まな板がなくても電子レンジさえあればお腹を満たすことが出来ます  孤食化も高齢化社会では毎日の普通の風景になります

日本でも、卵を新聞紙に包んで病気見舞いに持参した時代、すき焼きに生卵を2個も使うのは贅沢だったのはいつだったでしょう??ゆで卵とバナナは小学校の遠足での羨望の的でした!!

ドイツではこの100年で穀類、デンプンの摂取が大幅に減り、果物とくにトロピカルフルーツが増加、1989年の東西ドイツ統一の際のスーパーの、バナナの山に群がる群衆のニュースは印象深いものでした

ドイツ人の食事   1900年と2006年の比較

と題したこの表はZMP Infografic~afz誌の掲載(単位kg)による

牛乳、バター、チーズ 100年比 95%

肉類                 185%

パン                  62%

野菜、サラダ            158%

果物                 178%

ジャガイモ               25%

トロピカルフルーツ           2331% 

油脂                 843% 

魚                   250%

卵                   229%

寒冷地の作物、ジャガイモ、リンゴなどの摂取が減り、温かい地方の食べ物が流通の力によってこの100年の間に人の食べ物が国際的になったことが良くわかります

またデンプン質の摂取が減り、その代わり、油脂や肉類、卵の摂取が増えています とくに肉類は1.85倍とほぼ2倍近い伸び。魚も2.5倍。 流通と冷蔵、冷凍の威力は素晴らしいものがあります

スナックフード:前菜編・その  

イチジクと生ハムの盛り合わせ 

材料:イチジク100g(または柿) 生ハム100g

マスカルポーネ75g レモン汁1/2個 コショー ピスタチオ

手順:イチジクは4分割して水気を切り、皿に生ハムを中心に周囲にイチジクを盛り付ける

マスカルポーネを混ぜ合わせ、塩コショー、レモン汁を加えクリーム状にして、盛り付けたイチジクの上に絞り出し、生ピスタチオを1粒づつ飾る。柿でもおいしく出来ます