Hela News 2007年7月号 (143号)

ヘラ・スパイス・ジャパン株式会社  茨城県守谷市松ヶ丘1−4−1

感謝〜満20周年を迎えたヘラスパイスジャパン

1905年にドイツ・ハンブルグにて創業したヘルマンラウエ社は2005年に100周年を迎えました 

 そして今年2007年はヘラスパイスジャパンが1987年7月に埼玉県入間市に創業して以来〜満20周年を迎えることが出来ました

これもひとえに皆様のご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます

ヘラスパイスジャパンはこれからも更なる努力を惜しまず 「皆様のお役に立つ会社でありたい!!」と決意を新たにしております。 これからも末永いご愛顧を賜りますよう 従業員一同 お願い申し上げます。

 ベールラオフ に火がついた!!

Bild:Ramsons 700.jpg最近の健康志向にピッタリのハーブ・ベールラオフ(行者ニンニク)は初夏の味として スズランの葉のような明るい緑色の葉っぱが森の木陰に新芽をいっぱい出して 冬眠から覚めた熊が精力を取り戻すために貪り食うところからベールラオフ(熊のネギ)と称される   花はニラの花に似ていますね

さわやかな軽めのニンニクに似た味のこの葉っぱは肉類に良く合い、ヨーロッパでは季節の料理によく使われます

 生の新鮮な葉を刻んでオムレツにいれたり 炒め物にもします

ホワイトアスパラガスと並び、初夏の味としての地位を確立しています 

このところ ドイツの食品業界では一大ブームとなっており ソーセージだけでなく ソース類に良く使われており クリームソースタイプやオーロラソースなどにふんだんに使われている

ソーセージ類では 様々なベールラオフ関連商品が売れており 特にリヨナータイプ、またサラミにも入れられて 脂肪とよく合うのでベールラオフサラミは人気がある

ブラートヴルスト(焼きソーセージ)はまさにピッタリの味として定評。

“健康”をすぐイメージさせ、ソーセージなどの断面にグリーンが散らばって美しいのと、香り、味共に豚肉によく合うため 今後もベールラオフ商戦は好調に推移するといわれる

Image:Salami aka.jpg






ブラジルはEUでは牛肉の供給国

2003年 つまりBSE発生から2年後からEU25カ国は牛肉の需要をそのほとんどを南米に頼っている

2003年には38万トンをEU以外から輸入

 2006年には50万トンに増加している

その供給国は

65%〜ブラジル 

15%~アルゼンチン両国で80%を占める

9%〜ウルグアイ

2%〜オーストラリア

1%〜ニュージーランド

1%〜ルーマニア

6%〜その他

特にイギリス、イタリア、オランダはそのほとんどをブラジルからの牛肉に頼っている

は食肉輸出の

 2005年と2007年でのブラジルの世界への食肉の輸出は 2年間で約21%の増加

その中では牛肉(生、冷凍)と 鶏肉加工品の増加が著しい 

特に加工した鶏肉は年で3倍に急激に伸びている 

輸出品

2005年/1000t

2007年/1000t

増加率

主な輸出国/1000t

牛肉(生、および冷凍)

304.6

455.1

+49.7%

ロシア157エジプト65.3

牛肉(加工品)

60.1

72.4

+20%

米国21.7

豚肉

169.2

163.2

-2%

ロシア79.2

鶏肉(生、冷凍)

886.5

971.5

+9.5%

EU25カ国118.6

サウジアラビア113.4

香港110.9 日本104.6

鶏肉(加工品)

28.4

90.4

+310%

オランダ30.2

ドイツ28.7

合  計

1448.8

1752.6

20.96%

ロシア236.3

日本から海外への牛肉の輸出は アメリカへは行われていますがEU25カ国へは検査基準が整っていないとのことでまだ許可されてはいない  ただし 霜降り和牛はヨーロッパでも都会ではそのおいしさはブランドを確立しつつあり、ミュンヘンのデパートではニュージ産ワギュウが通常の赤身の10倍以上の値段で陳列されている
179ユーロ対13ユーロ ヘラニュース2005年11月号参照)

 


 



普段はカロリーを気にするドイツの友人らも めったに食べられない和牛ステーキは 一生涯で一番おいしい牛肉だと絶賛する  和牛をステーキやローストビーフに調理する時はもちろんヘラのアルゲンテイニアスパイス(240090)をつけるとステーキがさらにおいしくなる!! 味を知っている友人は和牛のかたまりを見たとたんに お腹がグーっ!!!と鳴った!!   
友人宅でサーロインをカットする小島


ベールラオフで活力を得た店
                 ドイツ食肉新聞afzより転載

スイス国境に近いEimeldingen(Loerrach)で肉屋を経営するMartin Senn 氏は 店のリニューアルが完成、衛生的な設備を供えた明るい店内に多くの客を呼び込んでいる

45平米の店内は手書き風の素朴なタイルの壁面の2箇所に自家製のサラミや生ハム、ベーコンがボリューム感を持たせている美しい店である

今まで危惧していた衛生面をクリア〜売り子が現金のやり取りと販売の両方をひとりで処理してしまうことから 紙幣やコインについたバクテリアを大変心配していた彼は、レジの脇に殺菌光線を設置した

レジが終わって次の客と応対する前に2秒間その光線の中に手をかざすだけで滅菌効果があり 次の客も安心できる  店内改装のデザインも自分で考え、小さな工務店に依頼〜その方が工期が短くて済んだとのこと  改装のための総工費は35000ユーロ(595万円)

ドイツ・フランス・スイスの3国の国境に位置し、3カ国から客が訪れる

ベールラオフシリーズ

彼はベールラオフに特に着目して、フライシュケーゼ、レバーヴルスト、リヨナー、ブラートヴルストに使用。

売り上げが好調で、「ベールラオフは火が着いたね!!」とニッコリ。 またオーストリア・ケルンテン地方の生ハム・Nockschinkenをオーストリアの友人からの手法を受け継いで製造〜表面にたくさんのハーブをまぶして熟成させるのが特徴  自分でベールラオフをメインのハーブを3ヶ月乾燥させて自家製ハーブミックスで香り付けしている                nockschinkenを手にするSenn氏

低カロリー商品の開発と定期的なセール 

彼はSSLシリーズと銘打って低カロリーシリーズをライン化している

Senns Schlanle Linie をSSLと呼びやすく、客にも覚えやすくしてブランド化に努力 脂肪分が少ない赤身肉をメインの原料にしたラインに特化 脂肪分が最大6.5%という脅威の数字をプライスカードにも提示しており、廉価な商品との差別化をしている

彼の店はその町では唯一の肉屋になってしまった  デスカウンターや激安スーパーの台頭が原因

しかし彼は商品の差別化でこの危機を商運に変えた  定期的にセールを実施して限定商品をセットで販売

“Ring der Woche“(今週のリング)とテーマをつけて  リング状に製品を包装してセット売り

たとえばフライシュヴルスト(馬蹄形のソーセージリング)、リヨナー、レバーヴルストを750gのパックで4ユーロ(680円)90円/100gの値ごろ感を出している

またパーテイーサービスやインターネット販売も好調  従業員は常勤が10名、パートさんが10名

www.partyservice-senn.de

フィンガーフードは日本的アート

5月初旬に開催された食肉機械見本市IFFAでの加工品のコンテストでも 特に観客の注目はフォンガーフードの華やかさ!! スライスしたハム・ソーセージやグリル肉にはない細やかさはどこか和食の盛り付けにも似て美しさが年々洗練されてきた






























イベリコハムの巻き寿司など カナッペも細工が大変細かくて美しい




新シリーズ:フィンガーフード:その1

A:食パンをベースにしたカナッペ

パーテイーなどでは作ってから客人が口に運ぶまで時間が経過するためカナッペの台生地が湿ってしまうのが難点そのため食パンをレバーペーストなどで重ねてクッキー型でくりぬいて台にするのは比較的簡単でボリュームも出る


写真はスライスチーズをパンの上に載せて一緒に型抜きしたもの 右端は葡萄を半割してクリームチーズをトッピング 中央は生ハムをギャザーしてミニトマトの皮で薔薇の飾り  左端は牛乳を入れたアスピックで豚の型抜きをキューリとトッピング

B:バゲットのカナッペ

ボリュームが出るのはバゲットが簡単  左のように生ハムは水分が少ないのでパンを湿らす心配も少ない

カマンベールやニンジンの酢漬け、キューリ、レタスなどで彩りもきれい 




次号からはカナッペのほかハムソーセージの盛り合わせの飾り物などの野菜のアレンジなどもご紹介いたします