Hela News 2009年5月号 (165号)

ヘラ・スパイス・ジャパン株式会社  茨城県守谷市松ヶ丘1−4−1

4月のヨーロッパは すでに夏!!ホワイトアスパラガスのシーズン到来

山深いスイスの村にも遅い春が来て、長い冬を牛舎で過ごした牛たちも、やっと柔らかな草を食べに山に出られる

こうやって、春の喜びは毎年のイースターの季節〜復活=卵に象徴される豊潤な作物を祈る儀式に現れている

今年は4月初旬からすでに25℃以上の快晴が続き、ミュンヘンでは街の中央を流れるイザール川では水着姿で肌を焼く人々が集まった

ホワイトアスパラガスも、やはりドイツやオーストリアの土地で取れるものの方が味に甘みがあって美味しいと言う

ドイツ人は この初夏の味〜ホワイトアスパラガスを食べる時期もちゃんと決めていて、4月17日から6月15日までとしている なぜなのかは不明だとのこと

その年の作柄によって17日に豊富に国内産が出回っているかはわからないが、例年の暖冬により、間違いなくこの日から国内産が出回っているらしい  

ギリシャやトルコ産なども早くから市場には出てくるが、「味に深みが無い」とは、ミュンへンっ子の弁

何でもランキング  商業地 トップ10

多くのデパート業界が借地で営業しているドイツでは 借地価格には大変敏感です

東京の銀座通りにあたる、ドイツの有名なショッピング通りの1ヶ月あたりの借地代価を見てみましょう!!

順位

都 市 名

通 り 名

最高価格/u/

月・ユーロ

最高価格/u/

月・ユーロ

最高価格/u/

月・ユーロ

2007年度

2008年度

2009年度

ミュンヘン

Kaufingerstrase

260

300

310

フランクフルト

Zeil

225

260

270

デユッセルドルフ

Konigsalle

200

225

230

ハンブルグ

Spitalerstrase

195

215

230

シュトユットガルト

Konigstrase

210

230

230

ベルリン

Tauentzienstrase

200

220

220

ケルン

Schildergasse

205

215

215

ドルトムント

westenhellweg

190

210

210

ハノーファー

Georgstrase

160

160

180

10

ミュンスター

Ludgerstrase

138

150

150

 3年連続1位のミュンヘンでは 今年の価格が1平米当たり310ユーロ=40,300円  

1坪当たり133,000円 1000坪でおおよそ1330万円の月払い借地料となる

景気下降のこの時期でも 優良商業地は地価も下がらず、ほぼ同じか増加傾向にある

地価公示価格も、ミュンへンがドイツ国内では一番高い都市で、ミュンヘン市内でアパートを借りるとしても

20万円近い家賃を支払わないと見つからない

 賞味期限表示がチップをあてるだけですぐに判明!!

ミュンスター大学でパテント取得 

ドイツでも名門の国立ミュンスター大学 物理化学の教授Meinhard Knoll 氏の研究室で、このほど開発されたチップがパテントを取得した

開発されたチップを食品に触れさせると、温度だけでなく詳細は明らかにされていないが 即座にその食品の賞味期限、あるいは消費期限がチップ上に表示されるシステムを構築した

表示の方法も様々なスタイルがあり、残存日時で表示するもの、新鮮か新鮮で無いか、新鮮さを100%からマイナス表示するものなどある

悪質なスーパーなどで、もしラップのかけ替えなど、偽装表示が行われても 商品にチップをあてさえすれば、ごまかしようが無い!!これで消費者は安心して購入することが出来る日も遠くない!!

残存日数の表示タイプ 

これでは、あと2日半 という表示

挽肉のパックにチップを当ててみると・・・・・

この商品は65%の新鮮度

下図の通り、目盛り表示とアナログ表示とある

 

 

 

 

この表示方法は 色で表示する

緑=新鮮  黄色=期限ギリギリ  赤=期限切れ

 

この表示では 上段は Fresh=新鮮!

下段は この商品はもう新鮮ではない と表示している

この牛乳パックの例のように、“新鮮度48%!! 

この商品は新鮮です”と箱には書かれていますが・・

後は、消費者が判断するようになります  ・・・・・そんな日も、そう遠くないかもしれません!!

量販店の売り方と 専門店の戦略

ドイツ国内のハムソーセージ総販売量の3分の2が セルフ商品

ズラッっと並んだハムソーセージ類!! 

品揃えの豊富さと真空パック包装、低価格の設定で、短時間で選べる便利さを誇る量販店、デイスカウントストアは仕事帰りの主婦や若者を特に集める

多くの商品が、包装デザインも綺麗で、どの商品も美しくアピール度も高く、見やすく並んでいる



清潔な包装、内容成分の明記、賞味期限の明記、手に取って見やすい、時間がかからない


ということが最大の武器!!

2008年12月号ヘラニュースでもお伝えしたとおり、ドイツの国民的デイスカウントストア=Aldi(アルデイ)は7500店舗を誇り、ブルーカラーの95%、ホワイトカラーの88%、自営業者の80%がアルデイで買い物すると答えている   

車で大量にまとめ買いできる郊外型店舗だけではなく、街中の地下鉄の駅ビルの改札階にも店舗を構え、あらゆる層に対応しているのはアルデイだけでない

それに続く、多くのデイスカウンターやスーパーも同様に、しのぎを削っている

しかし、同12月号でお知らせしたとおり、セルフ=自分で選んで買い物カートに入れる方式だけでなく、アルデイを始め他のデイスカウンターも対面販売も拡大している店舗もある

無人の大型冷蔵ケースから、黙って1人で黙々と商品をカートに入れる行為は、商品選びの点から見ると、試食も出来ず、量も増減できず、商品説明も不足気味で100%の満足感を得られるとは言えない

EDEKA のチャレンジ

〜 ブランド作り〜ブテイックでおしゃれにお買い物!

下図の冷蔵ケースは、総売上で1位を誇るEDEKAグループの新しい試み

Bio製品のみで揃えたケース〜サラミ、ハム、リヨナー、レバーペーストなど

通常の商品〜サラミ、ハム、レバーペーストなどと、前菜、サラダのケース

イタリアサラミなど、サラミの種類が充実している

 Edeka経営者Jork Hieber氏は 食肉加工品の対面販売の強化を決定し、ブテイックのアクセサリー売り場のような綺麗なショーケースを演出  

この売り場をTIFFANY-THEKE(テイファニー・ショーケース)と名付けて第1号店をオープンした

「高級ブテイックで 優雅にお買い物をしていただくように、ハムソーセージを!」 というのがこのコンセプト

来店者へのアンケートではおおむね好評で 回答者の70%が「売り場の雰囲気が良くなった」と回答、

90%の回答者が、対面販売は「たいへん良い」または「良い」と答えた

2008年度下四半期 売り上げが前年度同期比 +31.9%、粗利益+16.2%は驚異的!

この結果に さらに3店舗を対面販売の方向に強化する計画を発表した

大量販売か、満足度の強化か???

このように、おいしいものを、ゆっくり対面して、満足感を持たせて、さらに美味しく感じさせる売り方に、売り上げアップと粗利益アップにつながる〜今後の専門店の行き方が見えてきた!!